手考足思 β

VRのメディアとしての特性と可能性を遠回りしながら探るブログ

カンフーパンダ / 2008

知らせは知らせ。

良いも悪いもない。

42分

 

Amazonプライムで無料で見られて、

宇多丸が褒めていなければ決して見ることはなかっただろう作品。

 

強くなるための魔法のような方法などなく、自分らしさを活かすことが強みという話。

好きなものが運命だと、新入りが高弟をさしおいて奥義を手に入れてしまうというような幸運なことが起きるわけだけど、そうじゃない場合はどうなるんだろうか。

まぁそれが主題だと物語が成立しないのかな。

 

とにかく世界観がよく作られている。

冒頭やEDの2Dアニメーションは、東洋的なものとアメコミ感がうまくミックスされていてかっこいいし、3Dアニメーションにはとにかく感心する細やかさ。

壁の質感や建物の印影は世界観にリアリティを与えて、細やかな表情や振る舞いからは各キャラクターの性格が見てとれる。

 

真に強い者はユーモアがあるってのも良い。

「遊び」の要素は大切だと思う。

 

さて、今年見た映画をとりあえずランキングしてみよう。

ブレードランナー2049

②バーフバリ2部作

③カンフーパンダ

④スノーピアサー

 

①と②は気分で入れ替わる感じ。しかし、イメージと現実が曖昧になるシーンが好きな僕としては、とりあえず①はブレードランナーかな。